インドネシア:大手格付会社ムーディーズが国債格付けを引き上げ

ムーディーズがインドネシア国債を格上げ



米大手格付会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(以下、ムーディーズ)は4月13日、インドネシア国債の現地通貨建及び外貨通貨建格付を投資適格級では最低の「Baa3(BBB-に相当)」から「Baa2(同BBB)」へと1段階引き上げることを発表しました。見通しは「安定的」としています(図表参照)。

図表:格付けの推移(2007年5月末~2018年4月13日)

出所:ブルームバーグのデータをもとにHSBC投信が作成

ショックに対する耐性が向上



ムーディーズは今回の格上げ理由として、より効果的な政策を通じたマクロ経済の安定を背景にインドネシアのショックに対する耐性が向上したとし、具体的には下記を挙げています。

財政規律の維持

インドネシア政府は2003年以降、財政赤字を対GDP比で3%以下に抑えるなど財政規律を維持しており、マクロ経済の安定化に寄与。また、政府債務比率は今後数年間、対GDP比で30%程度での推移を予想。

柔軟な金融政策の運営

中央銀行は長期に亘りマクロ経済の安定を優先。中央銀行による為替介入などの柔軟な政策効果もあり、インフレ率は中央銀行の目標レンジ内にあるなど低位で安定的な推移が継続。一貫した政策運営により、今後、インフレ率の急激な上振れリスクは低いと見込まれる。

ショックに対する耐性の向上

インドネシア経済は経常収支の改善並びに外貨準備高の積上げにより、ショックに対する耐性が向上。輸出構造は多様化し、コモディティの輸出比率が低下した一方、製品の輸出比率が増加するなど構造的な改善が見られ、これが経常赤字の縮小に寄与。こうした中、経常赤字は今後、対GDP比1.8%前後と低水準で安定的に推移すると予想。

当社はインドネシア債券市場について前向きな見方を堅持



ムーディーズの格上げはインドネシア債券市場及びルピア相場にとり支援材料になると考えます。今回の格上げに加え、2017年には S&Pグローバル・レーティング及びフィッチによる格上げ(格上げ後、各々BBB-、BBB に)、2018年にはインドネシアルピア建債券のブルームバーグ・バークレイズのグローバル総合債券指数への組入れが発表されており、引き続き海外からの資金流入が期待されます。


インドネシア債券市場を取り巻く投資環境は全般的に良好であり、当社では引き続き同市場について前向きな見方を維持します。

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