インベストメント・マンスリー2018年10月号

新興国株式では引き続きアジア株を有望視


マーケット・インサイト

当社では、新興国株式を「オーバーウェイト」から「中立」に引き下げた。但しアジア株(除く日本)は「オーバーウェイト」を維持する。またグローバル株式も引き続き「オーバーウェイト」とする。国債では新興国国債は「オーバーウェイト」を維持し先進国国債は引き続き「アンダーウェイト」とする。


9月のグローバル株式は小幅上昇した。投資家は概ね米中貿易摩擦の激化を冷静に受け止めている。


米国では、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に政策金利を0.25%引き上げ、声明では金融政策のスタンスについて「緩和的」という文言を削除した。


ユーロ圏および英国では国内総生産(GDP)成長率がよく持ちこたえており、4-6月期はいずれも前期比0.4%増となった。但し下振れリスクは依然残る。


中国では、景気対策は、地方政府のインフラ投資、減税および関税引き下げ、消費刺激策に重点が置かれている。


日本では、堅調な雇用市場と賃金の伸びが引き続き経済活動を支え、またタイトな余剰生産能力が投資を支えている。


経済の現状を分析する当社のモデル「ナウキャスト」は、新興国の経済活動の安定化を示している。

アジア株式が他の新興国株式より妙味あり

今年に入り、新興国経済の成長モメンタムは明らかに後退している。しかしながら、景気の鈍化は新興国に一様に見られるわけではない。アジア経済の成長は(例えば中南米と比べ)比較的堅調であり、構造的にもより健全である。当社では新興国株式の中でアジアを選好している。このため、新興国株式全体では投資スタンスを「オーバーウェイト」から「中立」に引き下げるが、アジア株式(日本除く)は「オーバーウェイト」を維持する。また、現地通貨建新興国債券(リスク調整後期待リターンは新興国株式より高い)についても「オーバーウェイト」を維持し、選別重視のスタンスを続けたい。


その他資産の投資スタンスは変えていない。現在のマクロ経済環境はリスク資産に追い風となる。また、企業セクターの業績も堅調である。バリュエーションの観点からも、グローバル株式は現在の環境から最も恩恵を受ける資産と見ており「オーバーウェイト」を維持する。また、グローバル社債も、年初来でバリュエーションが改善しており、「中立」を維持する。一方、先進国国債は、引き続き期待リターンが低く「アンダーウェイト」とするが、短い年限の米国債には比較的妙味があり、分散投資の対象となり得る。

※上記見通しは運用委託契約、ベンチマーク、リスク特性、様々な地域の資産への投資可能性とリスク水準によって異なる場合があります。

留意点

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